先日、「2025 Super Formula Rd.6/7 Fuji Partner Day 第0回 技術セッション&就活セッション」にて弊社は出展企業として参加いたしました。
当日は、リアルタイム性を活かした交通管理システムをはじめとする、スマートモビリティ向けのユースケースをご紹介し、多くの皆さまにブースへお立ち寄りいただきました。
当日ブースへお越しいただきました皆さま、誠にありがとうございました。
今後とも、モビリティ分野に限らず、さまざまな領域においてリアルタイム×AIを活用した次世代型ソリューションをさらに展開してまいります。
引き続き、Vantiqの取り組みにご注目いただけますと幸いです。
会場の様子
Tool/Function Callingは、生成AIやRAGにおいて、特定の機能や外部APIを呼び出して情報を取得するなど、より正確かつ実用的な結果を得るための技術です。従来の生成AIは、事前学習したデータに基づいて応答を生成するため、最新情報の取得や計算処理が苦手でした。Tool/Function Callingは、これらの課題を解決します。
この技術では、ユーザーのクエリに応じて、AIが「いつ」「どのツールを」呼び出すべきかを判断し、適切にAPIを利用します。例えば、天気情報の取得、為替レートの確認、計算タスクの実行などが可能です。これにより、RAGの検索結果に加えて、リアルタイムデータの参照や外部システムとの連携が実現できます。具体的な活用例としては、「旅行プラン作成時のフライト情報の照会」や「数値データを含む複雑な計算の実行」などがあります。
第8回では「類似性検索の対象を分野やドキュメントの種類によって領域を分けて構成することが望ましい」と紹介しました。Tool/Function Callingを用いて、適切な領域に対する類似性検索を行うことでRAGの精度向上に非常に有効なアプローチです。
次回は、生成AIとRAGの導入戦略をご紹介します。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
Vantiq株式会社
代表取締役社長 佐藤 知成
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