Vantiq Japanの藤武です。先日お客様訪問に行ってまいりました。このコラムでは3回にわたり、お客様事例としてテキサスA&M交通研究所 (Texas A&M Transportation Instutitute、以降TTIと記載)のV2Xのお取り組みを紹介します。

TTIは、人と物の移動における交通安全、効率に関する研究を75年以上続けています。アメリカは自動車社会である、ということを聞かれたことがある方、いらっしゃるのではないかと思います。アメリカでは渋滞が社会問題となっており、2022年の統計では、国全体で5億時間以上の遅延、134億ドル(約2兆円)のコスト、1億4485万ガロン(約5億4800万リットル)の燃料を無駄にしているとのことです。
今回の取り組みは、米国運輸省 (USDOT)による、車両とインフラ間通信 (V2X: Vehicle-to-Everything) 技術の展開を加速する「Saving Lives with Connectivity: Accelerating V2X Deployment」プログラムの一環です。テキサス州に 1,920万ドル の助成金を交付され、TTIがその実行を担っています。
交通安全というと、自動車の自動運転や自律運転が思い浮かぶ方もいらっしゃると思います。V2X とは、車両が周囲のあらゆるものと通信し、状況を共有する技術です。わかりやすく説明すると、V2Xは「道路や他者と会話する技術」、自動運転/自律運転は「車が自分で運転する技術」となります。ということで、V2Xは自動運転の代替ではなく補完する仕組みとなります。
次回はV2Xの具体的なシナリオについて紹介します。
ドローンは「空飛ぶセンサープラットフォーム」として、多種多様なデータを収集します。これらのデータは、それぞれ異なる特性を持っており、適切な処理方法が求められます。
主要なセンサーとそのデータ特性:
データの特性を考慮した処理の重要性:
ドローンから生成されるデータは、「即座に判断が必要なデータ(障害物検知など)」と「後から分析するデータ(測量データなど)」が混在しています。また、データ量も大小様々です。すべてのデータをクラウドに送信してから処理するのでは、レイテンシーやコスト面で現実的ではありません。データの特性に応じて、どこで、どのように処理するかを設計することが重要です。
次回は、ドローン運用における法規制と運用上の課題についてご紹介します。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
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