株式会社NTTデータ様とVantiq 生成AIを活用した連携を強化！

《　Vantiq ニュースレター　》 VOL.2　2025年3月18日

【目次】

1.      代表取締役社長 佐藤 知成よりご挨拶

2.      株式会社NTTデータ様 × Vantiq「D-Resilio連携基盤®」連名ニュースリリース

3.      計12回連載【生成AIとRAGの技術について】第1回：生成AIとは？—基本概念と仕組み

1.      代表取締役社長 佐藤 知成よりご挨拶

平素は大変お世話になっております。Vantiq株式会社代表取締役社長の佐藤でございます。

昨年7月に現職に着任してから、あっという間に9か月が過ぎようとしております。その短い時間の中で、弊社といたしましては、12月10日に初めて単独での主催という形で実施いたしました「Vantiq Healthcare Executive Seminar」や、日本での新たな経営方針の発表など、大変密度の濃い時間を過ごさせて頂きました。

この間大変多くの方々と日本のデジタルトランスフォーメーションや政府が推進するSociety 5.0における課題の認識、そして弊社として担える役割などについて、貴重なディスカッションをさせて頂きました。

かねてより、US本社を中心として進めてきた防災、ヘルスケア、防衛に加えて、日本におきましては、エネルギー、製造、ロジスティクス、交通、スマートシティーなど多くの分野でニーズかあると確信しております。
市場に氾濫するIoTやカメラが作り出す莫大なリアルタイムの情報を瞬間的に取りまとめ、生成AIやLLMといった論理的思考と連携させることにより、革新的に様々なプロセスを次元の異なる処理に導くことがVantiqを用いることによって可能となります。

今回株式会社NTTデータ様との連携において、今まで不可能と思われていた、変化し続ける気象データと生成AIを連携させることにより、リアルタイムでの状況変化に応じた避難誘導などの情報を提供するプラットフォーム（D-Resilio）を実現することができ、プレスリリースという形で発表させて頂きました。
今回リリースした内容は、防災の分野に関わらず、防衛、ヘルスケア、エネルギー、製造、交通、スマートシティなど幅広い分野に応用できる要素が多く含まれております。

弊社といたしましては、日本の社会への貢献を常に考え、全社をあげて全力で取り組んでゆく所存でございます。
引き続き皆さまのご指導を頂ければ幸いです。

Vantiq株式会社
代表取締役社長
佐藤 知成

2.      株式会社NTTデータ様 × Vantiq「D-Resilio連携基盤®」連名ニュースリリース

「災害情報連携基盤「D-Resilio連携基盤®」に生成AIを活用した連携を強化
～刻々と変化すると災害状況と連動したきめ細かな避難行動を喚起し、行動につなげる～」と題しまして、株式会社NTTデータ様とVantiq株式会社は連名ニュースをリリースさせていただきました。

NTTデータ様が提供する災害情報連携基盤「D-Resilio連携基盤®」において、2025年4月より生成AIを活用した連携強化を行います。
今回の連携強化は、時々刻々と変化する災害状況と連動した対応や、住民の属性に応じたきめ細かな避難行動の喚起など、災害時における対応や避難行動において新たな可能性を切り開くことを目指しています。

タイムラインは、現時点では各自治体で用いられることを前提としています。
時々刻々と変化する気象・災害情報をともに現場でとるべき最適な行動を提示できることは、企業におけるBCPをはじめ、様々な組織体や分野でも適用可能です。
これを踏まえ、D-Resilio連携基盤にVantiqの生成AIの技術を掛け合わせることで、精度の高いデジタルタイムライン活用事例の拡大を目指します。

＊注釈
株式会社NTTデータ様の記事はこちらになります。ぜひご覧ください。
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2025/022100/%E2%80%A8%E2%80%A8/

3.      計12回連載【生成AIとRAGの技術について】

第1回：生成AIとは？—基本概念と仕組み

Vantiq Japan CTOの藤武です。このコラムでは、12回にわたり生成AI、大規模言語モデル、RAGといったテクノロジーを理解していただけるように、できるだけ平易な言葉で説明いたします。

生成AIとは、人工知能（AI）が新しいコンテンツを生成する技術の総称です。主に、自然言語処理（NLP）やコンピュータビジョンの分野で活用され、テキスト、画像、音声、動画の生成が可能です。
特に、2017年に発表された論文「Attention Is All You Need」にて言及されているトランスフォーマー（Transformer）の登場によって、生成AIの精度と応用範囲が大幅に拡大しました。その後、2022年11月にリリースされたChatGPTによって多くの人が知るきっかけとなりました。
現在の生成AIでは大規模言語モデル（LLM）を活用し、多様な用途に応じたチューニングが行われています。例えば、OpenAIのGPT-4、AnthropicのClaude、GoogleのGeminiなどはそれぞれ異なるデータセットとアルゴリズムを活用し、独自の強みを持っています。

次回は、大規模言語モデルの可能性と限界についてご紹介します。

最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

Vantiq株式会社
代表取締役社長　佐藤 知成

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Vantiq株式会社
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