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事故を“起こる前”に伝える社会へ — Vantiq、ITS Forumに加入

Team Vantiq

《 Vantiq ニュースレター 》2026年5月15日 Vol.29

【目次】

1. 自動運転時代を支える社会インフラへ Vantiq、ITS情報通信システム推進会議(ITS Forum)に加入

2. 計12回連載【ドローンとリアルタイムデータ活用】第11回:ドローン運用におけるシステム統合の課題


1. 自動運転時代を支える社会インフラへ Vantiq、ITS情報通信システム推進会議(ITS Forum)に加入

この度Vantiqは、V2X、V2Iインフラへの貢献を目指し、ITS情報通信システム推進会議(ITS Forum)にメンバー企業として加入したことをご報告いたします。

ITS Forumは、道路・交通・車両分野における高度道路交通システム(ITS)の実現に向け、特に情報通信領域の標準化活動および実証研究を目的として設立された団体です。

2030年以降の自動運転社会の実現においては、安全性のさらなる向上が不可欠です。しかし、車両単体に搭載されたセンサーだけでは、すべてのリスクに対応することは困難です。例えば、見通しの悪い交差点での飛び出しや高速道路での合流、落下物や故障車といった突発的な事象への対応には、道路側からのリアルタイムな情報提供が重要となります。

さらに、路側インフラの整備により、緊急車両の優先通行、効率的な信号制御、迅速な事故対応など、今までになかった社会サービスの実現も期待されます。

Vantiqは、以下の技術的強みを活かし、路車間通信の基盤領域における標準化、および実証実験への貢献を目指してまいります。

  • 大量の路側センサー情報の並列受信
  • イベントドリブンでのストリームデータ処理
  • コンテキストに基づいたインテリジェントな処理
  • 画像認識AIなど各種AIとの柔軟な連携
  • 車両との双方向・低遅延通信
  • クラウドからエッジまでの分散処理ネットワーク
  • 広域でのシステム連携

 

これらの特徴は、米国では、連邦政府の委託を受けたテキサスA&M交通研究所 (Texas A&M Transportation Institute)でも評価され、公道での実証実験に採用されています。

フィジカルとAIをシームレスにつなぎ、より安全で効率的なモビリティ社会の実現に向けて、Vantiqは今後も挑戦を続けてまいります。

▼関連リンク
・ITS情報通信システム推進会議(ITS Forum):https://itsforum.gr.jp/
・メンバー一覧:https://itsforum.gr.jp/Public/J4Links/P02/P02.html#2


2. 計12回連載【ドローンとリアルタイムデータ活用】

  第11回:ドローン運用におけるシステム統合の課題

実際のドローン運用では、機体だけでなく、多様なシステムやサービスと連携する必要があります。この統合の複雑さが、ドローン活用の大きな障壁となっています。

ドローンシステムが連携すべき要素

ドローンシステムは以下のような多様なシステムと連携が必要です。

  • 気象情報サービス:飛行可否の判断に必須となるリアルタイムデータと予報
  • 地図・地理情報システム(GIS):飛行ルートの計画、撮影データへの位置情報付与、禁止空域の確認
  • 業務システム:点検計画管理、資産管理、作業指示・報告システム
  • AI/機械学習プラットフォーム:画像解析サービス、異常検知モデル、予測分析ツール
  • 通知・コミュニケーションツール:異常検知時のアラート送信、作業者へのレポート配信

 

統合の主な課題

  • プロトコルの多様性:REST API、MQTT、WebSocket、gRPCなど様々な通信プロトコルに個別対応が必要
  • データフォーマットの不統一:JSON、XML、CSV、バイナリ形式など、さらに座標系の違いも存在
  • 認証・セキュリティ:各サービスで異なる認証方式への対応とAPIキーの安全な管理
  • エラーハンドリング:外部APIの障害やタイムアウトへの対応、リトライロジックの実装
  • スケーラビリティ:ドローンの台数増加に伴うシステム負荷とデータ量の増大への対応

 

従来のアプローチの限界

これらの課題に対して、個別にコードを書いて統合していくアプローチでは、開発工数が膨大になり、システムの保守が困難で、新しいサービスの追加に時間がかかります。特にストリーム処理を含むシステムでは、これらの複雑性がさらに増大します。

データの特性に応じた処理、必要なシステムとの柔軟な連携、オンプレミスとクラウドの適切な使い分け、自動的なスケーリングと障害対応、そして開発・保守の容易さ——これらを実現するには、適切なプラットフォームが必要です。

次回の最終回では、VANTIQを用いたドローンシステムの実現可能性についてご紹介します。


最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

Vantiq株式会社
代表取締役社長 佐藤 知成


■お問い合わせ■
[email protected]

Vantiq株式会社
100-0004
東京都千代田区大手町1-9-2
大手町フィナンシャルシティグランキューブ3階

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