本コラムではVantiqの5つの特許技術について、3回に分けてご紹介いたします。
【第1回】 特許技術①②のご紹介 ⬅︎
【第2回】 特許技術③④⑤のご紹介
【第3回】 Vantiqの技術が唯一無二な理由 —特許技術が合わさることで “不可能を可能”に—
Vantiqの特徴は、開発者が「一つのビジネスロジック」を作成するだけで、
プラットフォームが「データを受け取った瞬間に判断し、最適な場所ですぐに動く」システムを構築できる点にあります。
その中核となるのが、今回ご紹介する2つの特許技術「①Application Intelligence(US12182626B2)」と「②Intelligent Deployment(US11397620B2)」です。
従来の技術では、分散した環境において「どこで処理を行うか」を事前に設計し、人が管理し続ける必要がありました。
そのため、状況の変化に応じたリアルタイムな最適化や、システムの柔軟な拡張には大きな制約がありました。
しかし、この2つの特許技術により、処理の実行場所をシステム自身がその瞬間に判断し、自動的に最適化することが可能となります。
例えば、スマートシティにおいては、これまで交通・防災・インフラといった分野ごとにシステムが分断され、リアルタイムな横断連携が難しいという制約がありましたが、この特許技術により、都市全体の状況に応じたリアルタイムな判断と即時対応が可能となります。
物流においては、これまで配送ルートや処理が事前計画に依存し、需要や状況の変化に即応できないという制約がありましたが、この特許技術により、配送状況に応じて最適なルートや処理をリアルタイムに判断・実行することが可能となります。
さらにフィジカルAIにおいては、これまでAIは分析や予測に留まり、実世界での即時アクションに直結しないという制約がありましたが、この特許技術により、センサーやデバイスのデータをもとに“その場で判断し即座に動く”自律的なシステムの実現が可能となります。
このように、処理の実行場所を動的に最適化できることにより、
といった、従来は実現が難しかったシステムのあり方が可能になります。
これは、スマートシティ、製造業、物流、エネルギーなど、リアルタイム性と分散環境が求められるあらゆる分野において、これまでにない開発スピードと柔軟性をもたらします。
次回はVantiqの特許技術③④⑤をご紹介いたします。
これまでは主に1機のドローンを運用することを前提に話を進めてきましたが、技術の進化は、複数のドローンが連携して一つのタスクをこなす「ドローン群(スウォーム)制御」を現実のものにしています。
ドローンを「群」として運用するメリットは計り知れません。例えば、広大なエリアの捜索や測量を、1機で行うよりも圧倒的に短時間で完了できます。また、複数の角度から対象物を同時に撮影することで、より精緻な3Dモデルを作成したり、エンターテイメントの世界では、数百機のドローンが夜空に光のアートを描き出すショーも実現しています。
しかし、スウォーム技術は、単にドローンの数を増やすだけではありません。それぞれのドローンが互いの位置や状態をリアルタイムに認識し、衝突を避けながら、協調して動くための高度な制御技術が求められます。
そして、ここでもデータ処理が大きな課題となります。制御対象の機体数が増えれば、送受信されるテレメトリーデータの量も比例して増大します。各機体の状態を個別に監視しつつ、群れ全体としての振る舞いを統制するには、膨大なストリームデータを瞬時に処理し、判断を下すための強力なシステムが不可欠です。
次回は、ドローンデータの処理において重要な「ストリーム処理」の概念についてご紹介します。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
Vantiq株式会社
代表取締役社長 佐藤 知成
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